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〒352-000 埼玉県新座市東北2-30-20キャメルビル4F
Wikipedia「フッ素は欠乏と過剰になる量の範囲が狭い」「全元素中で最も大きな電気陰性度を持ち、化合物中では常に -1 の酸化数を取る。反応性が高い」
母子健康保険でも推奨されるフッ素塗布ですが、リスクのない状況での一律の応用は、予防接種同様にフッ素の害も考える必要があります。母子健康手帳のフッ素部分に関しては各自治体に委ねられていることもあり記述にはいくつかのバリエーションも存在します。。
MIPASTEはフッ素無配合、カルシウム・リンを含有し(CaP)牛乳由来の食品添加物のみで作られた歯磨き粉です。さまざまな味、抹茶味・バニラ・チョコなどがあり、歯の成分であるカルシウム・リンを供給することで、再石灰化を進める(虫歯を直す)力があります。何よりも食べても大丈夫という安心感はとても優れています。リスクに応じおすすめしています。
スウェーデンでは最大の予防は「習慣づけである」といわれます。習慣づけをそして母親父親における仕上げ磨きを、自立セルフケアできるまで(小学2・3年生)まで指導し、リスクポイントである第一大臼歯にターゲットを置きます。もちろん個々の歯並びのリスク状況を理解してもらいます。仕上げ磨きのポイントそして歯磨き時間を楽しい時間にするための提案を行います。
ぶうぶくうがいのできない1-3歳の乳幼児にフッ素入り歯磨き粉は、すべて飲み込まれ吸収されます。安易に使うべきではなく、その子のそしてその歯牙のリスクに応じて使用したいと思います。ブクブクうがいの練習も必要です。一方、その薬害を恐れ健康歯磨き(石鹸歯磨き)などを使う必要はあるのでしょうか?ラウリル硫酸ナトリウムなどの合成界面活性剤の発がん性なども疑われていますが、労働厚生省をはじめ世界的にも害のないことが立証されています。
当院では基本、乳幼児小児用としてラウリル硫酸ナトリウムを含まない歯磨き粉としています。ネット通販での人気も健康歯磨き粉に集中しています。何にしても各個人のリスクに合わせた必要十分条件の薬剤すなわち歯磨き粉を使用するべきと考えます。歯磨き粉を使わないことで、二度と再生することのない体の一部である歯牙失うことは本末転倒になることもあります。またリスクがないのに、必要性がないのに薬剤(歯磨き粉)を使う必要性もないのです。
当院では市販の各種歯磨き粉の使い方・使用量そしてその必要性についての指導に加え、牛乳由来Ca・P配合MIPASTE・F配合MIPASTE(輸入)・100ppm(レノビーゴ・各種フッ素洗口剤)・500ppm・900ppm・1000ppm(成人ハイリスク患者さんには5000ppmF(フッ素)など、さらにさまざまな味覚の歯磨き剤を準備しリスクに応じた適切で必要十分な歯磨き剤そして歯磨き剤の有効な使用方法を提案していきます。各個人のリスクに応じて歯磨き粉・フッ素も使用すべきで、なんでもかんでもといった、すなわち使わないより使ったほうが良いという考えは好ましくなく適正な判断を指導したいと思います。歯磨き粉の使用量・使用方法そしてうがいの仕方を、リスクに応じて世界的に普及し十分な効果を上げている洗口法イエテボリ法(P・I・P法)を広めたいと思います。
炭水化物を食べなければ、虫歯にも歯周病にも簡単にはなりません。進化の歴史の中では収穫の時期にしか炭水化物は手に入らない貴重なものでした。現代の社会では、豊富で飽食の時代です。人生を楽しむうえで食は欠くことができなくなっています。知恵を持ってリスクに応じた予防を実行するしかありません。
シーラント(予防充填)は、乳幼児小児の小窩裂溝予防として広く日本でも普及していますが、アクセルソンはその適応を萌出期間が1-2年で咬合による清掃効果の不十分な大臼歯に限定使用を勧めています。
アクセルソンは萌出した歯牙の小窩裂溝のリスク分析を勧め、なぜなら、生まれ持って、溝が極端に深く清掃できない形態のものが存在するからです。その形態と、個人のリスク判断をすることが大切です。本来しっかり咀嚼する臼歯表面(咬合面)には虫歯のリスクは存在しません。シーラントではなく、ハイリスク部位への永久充填物であるガラスフィラー含有のレジン(プラスチック)の充填を推奨しています。
リスクに応じた、だらだら食い・生活リズム体内時計を考えた睡眠時間・必要カロリーと好き嫌い指導、しっかり咬むための食事・調理指導、姿勢、チェックポイントを指導します。間食の捕食としての位置付け、そして間食とは何なのか?酸性飲料に関する注意、牛乳摂取(鉄欠乏性貧血問題)、好き嫌い・野菜の必要性など細かく指導します。舌・口唇・表情筋・歯並び・発声のボディービルディングを意識した食材・特に野菜の摂取、水分摂取の仕方、「食卓に水を置かない」など、「1口30回」「前歯で」咬む習慣づけを目指します。しっかり咬むことは、細菌の付着を妨げ、汚れも付着で行きません。アイスクリームや各種スナック菓子、純度の高い生成されたミネラルを含まない砂糖や、酸化した油や食べるプラスチックと呼ばれるマーガリンやショートニングを多く含むお菓子をあげることは細胞膜の成分は脂肪であることを考えても、そして純度の高い炭水化物である砂糖はインシュリンスパイクをつくりあげ精神的不安定のみならずグリケーション(糖化)と呼ばれる身体を構成するタンパク質に結合し変性させます。これこそ網膜症や毛細血管変性を引き起こす糖尿病の本態であり、身体を破壊するからこそ体は必死にインシュリンを放出し皮下脂肪に変化させ身体を守ろうとしているのです。
口唇や舌や唇の運動制御は微細運動であり、体幹運動である粗大運動の上に制御されます。そのためには、うつ伏せ体制、はいはい、つかみ立ちといった一つ一つの体つくりが大きな意味を持ちます。さらには、前庭覚・触覚・固有覚(感覚統合)の正常な成長発育も欠かせません。粗大運動の未熟な状況は口呼吸を作り上げ、微細運動の未熟は咀嚼のコントロールができずにdeep biteや出っ歯・受け口を作り上げます。。体幹の正常な成長なくして、正常な随意運動・微細運動としての嚥下咀嚼運動ひいては共通の経路である呼吸運動・正常な鼻呼吸の完成はありえません。
授乳と異なり、正常な嚥下の仕方は、生まれてから学習していきます。原始反射(探索反射・吸啜反射)が3か月頃から消失し、大脳皮質による自らの意志での随意運動として咀嚼嚥下を開始します。正常な随意運動を学習し訓練を繰り返すことで、随意運動の自動化(半自動運動)が小脳にフィードバックされ、無意識で正常な嚥下咀嚼ができるようになります。ここできちんとした嚥下咀嚼を学習し訓練すれば小脳に正常な嚥下咀嚼をインプリントできることになります。残念ながら口呼吸をしているこどもが70-80%ともいわれ、異常嚥下は不正な歯並びをつくり、風邪などの病気になりやすく、喘息やアレルギーの原因にもなります。舌を常に上顎に付けていることが正常な舌の位置です。猫背・正しい姿勢特に座位・腹筋背筋力・胸式腹式呼吸・鼻呼吸・口呼吸・舌癖・寝相特にうつぶせ寝・卒乳の時期・人工乳・哺乳瓶の使用・ハイハイの不足・咬まない(特に前歯)・発声・炭水化物特にフォローアップや菓子やジュース・泣き虫・口唇癖・アデノイドなど鼻疾患など、正常な成長発育(進化)を妨げる要因・リスクが、これまでのヒトには出会うことのなかった危険が、たくさん溢れるようになってしまいました。自然な環境で自然に成長していけば。病気にも、虫歯にも歯周病にも、ならず、歯並びも綺麗に並ぶのです。
当院では、早期発見・早期指導、成長管理を通して、このリスクと向き合い、乗り越えるように定期的に管理指導していきます。正常嚥下指導管理はとても大変で難しくなります。MFT筋機能訓練を行い、正常な嚥下咀嚼を随意運動でマスターし訓練することで小脳にフィードバックさせ、CPGパターン生成器そして高次の脳CMA大脳皮質咀嚼野との連携を強化し、正常な嚥下咀嚼運動の自由化すなわち、無意識にできるようにコントロールしていきます。
300円からのタッチスティックや、無料のポカンX、6600円の正常嚥下を学ぶT4K筋機能訓練矯正装置という、比較的導入しやすい装置を積極的に使用し、人工的でない自然な成長を目指し最小限の介入で、見守りたいと考えています。
口呼吸の習慣化した子供は鼻呼吸ができません。風船を利用した正しい鼻呼吸を訓練学習することで、小脳に鼻呼吸の運動スキーマのレパートリーを作り上げます。各種風船訓練による口唇の筋力訓練・口唇閉鎖習慣をつけるためのポカンX・リマインダーとしての母親指導を進めます。
唾液の嚥下は1時間に200回とも言われ正常嚥下は、口呼吸を防止するだけでなく、微弱な口唇と舌の筋肉の圧力は最適な矯正力として働き、歯並び形成・正常な口腔と一体化した鼻腔・副鼻腔の成長に大きな役割があります。筋機能訓練MFTを利用した、舌・口唇の運動訓練で正常嚥下指導を行います。タングアップ(舌の挙上)に向け、タッチスティック・咀嚼力判定ガム・ガムを使った舌の運動姿勢訓練、ガム訓練で舌の筋力アップ、正常歯並びへの矯正装置としても効果のあるMFT筋機能訓練装置としてマウスピース型矯正筋機能訓練装置TK4・プレオルソ・を提案します。混合歯列期の歯並び治療は、成長に悪影響を与えないようにするため取り外しの可能な装置が使用されます。床矯正そしてT4Kも同じです。10%以下ではありますが、どちらも使用できない子供もいます。矯正に置けるFKO・チンキャップ・フェイシャルマスクと一緒ですが、本人ご家族の協力度が高いほど短期間で劇的な効果、結果的にきれいな歯並びになります。
もちろん全ての予防はアクセルソンの各種キー年齢(アクセルソンはこの3つのキー年齢を守れれば虫歯にはならないといいます)である0-1歳・5-6歳・12-14歳にポイントを置き進めます。成人同様なリスク判定に基づき、予防期間・予防方法を提案していきます。さらに歯並びにとってキーとなる永久歯萌出の5・6歳を管理します。第一大臼歯(5-6歳)がキー年齢なのは、萌出し咬みあうまでに1年以上かかるからです。咬みあっている歯は虫歯にはほとんどなることはなく。第一大臼歯は咬みあう前に虫歯になってしまうのです。ここを守り切ることが最大のポイントです。
乳歯列期における空隙歯列弓(歯並びに隙間があること)は、1歯牙あたり乳歯にくらべ1mm永久歯が幅径が大きいことを考えると、永久歯生えかわりのときに、正常できれいな歯並びを作り上げることにとって、とても大切です。元々、乳歯列は生える時から「霊長空隙」霊長類に特有の特に上顎犬歯側切歯間・下顎犬歯小臼歯間の空隙、5歳前後からは「成長空隙」永久歯萌出のための空隙をもっています。歯の隙間がないことは、異常であるという認識が必要です。3歳前後には完成する乳歯列の空隙は5・6歳までは大きく変化することは少ないともいわれています。空隙が少ない理由は授乳・離乳食時における筋訓練不足ともいわれます。歯牙の大きさも栄養により大きくなっています。一方軟食により歯列弓狭窄などにより骨格も結果的に狭くなっています。閉鎖歯列弓(隙間のない歯並び)は10%前後であり、その対策そして筋機能訓練・生活指導も早急におこないます。
進化の過程そして、成長の過程で、切歯骨は2次口蓋(口蓋突起)と癒合します。6歳前後の第一大臼歯萌出期には完全に切歯骨は癒合しその後の成長はほとんどありません。乳歯期の正常な切歯骨の成長が永久前歯の歯並びを決めています。
切歯骨には上顎の乳歯・永久歯の切歯・側切歯が萌出します。上顎の乳前歯の乱杭歯(叢生)の赤ちゃんは明らかに切歯骨の成長不足と考えられます。さらには上顎の永久前歯の乱杭歯も同様です。原因は、授乳・哺乳不足・哺乳の仕方の誤りにあります。誤った浅いラッチオン(哺乳体制)が上顎(切歯骨・口蓋骨)の水平方向の成長を抑制し、結果的に幅の狭い上顎(狭窄)そして結果的に垂直方向の成長を促進し深い上顎を作りあげ、乱杭歯(叢生)をもたらします。前歯4本を確実に萌出させるため、6歳までに、筋機能訓練MFT、食生活指導で確実にできるようにチャレンジしています。
皆様のより的確な歯並び検査・噛み合わせ分析をというご要望にお応えして、こども歯並び検査(歯牙幅径・歯列幅径・前後的位置関係・原因検証)を無料で行っています。平均的数値に比べ、歯牙の大きさより大きいのか?歯列弓の幅・奥行が狭いのか?犬歯・第一大臼歯の前後的関係に異常がないのか?歯列弓の形態に異常がないのか?異常のある歯並び、永久前歯・大臼歯萌出期を中心に、型どり・写真撮影後に、原因に対する生活指導改善や筋機能訓練・対策・矯正に関するご相談を行います。
上顎骨下顎骨の側方歯群(犬歯・第一小臼歯・第二小臼歯)の生えかわりはほぼ同時期9歳ころから行われて下は犬歯から、上は第一小臼歯から萌出します。最大のターゲットを下顎犬歯に置きます。
側方歯群(犬歯・第一小臼歯・第二小臼歯)の生えかわりはほぼ同時期に行われて下は犬歯から、上は第一小臼歯から萌出する傾向があります。この側方歯群の後継永久歯の歯牙幅径が乳歯の歯牙幅径より小さいことを利用して、乳犬歯・乳大臼歯をスライス(ディスキング)(削る)ことで、すでに萌出している、もしくは萌出中の永久歯(前歯・犬歯・第一小臼歯)を正常な歯並びに誘導する方法です。平均値より大きい永久歯を削合IPRするのではなく生えかわる乳歯をターゲットとします。する主に6-8歳に先に萌出する前歯の叢生(乱杭歯)(歯並び不正)に有効で、一般的に行われています。一度萌出した歯並び不正の改善は自然治癒は困難であり、特に歯根(根)の長い犬歯の移動は不可能といわれています。そのために前歯を犬歯が生える前の早期に正常な歯並びに誘導しその真横に犬歯が萌出するように誘導することが主な目的です。すなわち前歯の歯並びは8歳前後には確定し将来に渡って変化することはありません。この時期の「咬合誘導」スライスや嚥下咀嚼指導が日本人でその80%といわれる前歯の叢生(乱杭歯)を防止改善するために、とても有効で、重要です。
特に上顎では前歯に続き第一小臼歯が犬歯よりも先に萌出することから、犬歯の生えるスペースが第一小臼歯に奪われ、日本語の発声や軟食が多くなったことや、卒乳が早いこと、歯が小さいこなどが、日本人特有の八重歯を作り上げてしまいます。この時期の管理が人生の一生にわたる審美的要因を決定するといっても過言ではありません。はならびが悪いとは、そのほとんどが、前歯のはならびが悪いなのです。
私たちは進化の歴史の中で、腹部の肋骨がなくなることで、胸式呼吸に加え、酸素効率の良い腹式呼吸を獲得し、両方を併用しています。
猫背は、肋間筋(外肋間筋)の収縮を阻害し胸郭の前後上下左右の動きを抑制し横隔膜を圧迫し胸式呼吸を阻害するだけでなく、横隔膜・腹筋(腹直筋)を圧迫し腹式呼吸を阻害します。結果的に呼吸筋の動きを抑制することで、鼻呼吸だけでは酸素不足をおこし、楽に空気を大量に取り入れる口呼吸へと移行します。
口呼吸を直し鼻呼吸に切り替えるためには、意識すること、そして鼻腔拡張テープや口唇閉鎖テープといった抑制方法だけでは、現実的には不可能です。
腹式呼吸を指導します。腹式呼吸は副交感神経を優位にし、ストレス・緊張を回避し、自律神経をコントロールすることができます。
椅子に腰かける姿勢は両足が体の前方に投げ出されています。人体構造上、誰でもこのような状態になります。人体も頭の位置を前に出す、つまり背中を丸くした方が腰かけた時、背中を丸くした方がバランス的には取りやすいと言えます。しかしこの状態は背骨で支えているのではなく、筋肉の助けをかりて、バランスを取っている状態です。正座は筋肉の助けを借りなくても。背骨だけでバランスを取りながら座り続けることができる唯一の姿勢です。
猫背は口呼吸を誘導し、低位位舌は受け口を、そして異常嚥下は出っ歯(上顎前突)を作り上げます。
また猫背は下顎を前に誘導するといわれ、日常の受け口の筋肉位は、歯並びだけでなく骨格性の受け口を作り出す危険性があります。椅子に座るという行為は自然と猫背を作り上げるので非常に危険な姿勢なのです。
正しい姿勢は腹筋背筋を耐えます。腹式呼吸には腹筋が大切です。姿勢は呼吸を阻害します。
すべての基本は姿勢にあり、とくに、正しい座り方にあります。意外と見過ごされがちで、とても大切な姿勢と正しい座り方にポイントを置きたいと思います。
子供はなぜ寝相が悪いのか?
成長ホルモンが多く分泌されると、暑く感じ寝相が悪くなります。成長ホルモンとは子供から大人になるために必要なホルモンで、大人になるにつれて分泌量が減少します。ホルモンの分泌が減少するにつれて、寝相も自然とよくなります。
成長ホルモンは、身長を伸ばしたり、筋肉の強化、疲労回復、病気への抵抗力を高めたりします。
なので寝相が悪いということは、成長ホルモンがたくさん分泌されているということです。
子供の寝相が悪いのは、レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルが短いのが、原因とも言われています。
• レム睡眠…浅い眠りで身体は深く眠っている。脳が活発に動いている状態
• ノンレム睡眠…深い眠りで脳も身体も休んでいる状態
レム睡眠の間に寝返りをしたり、寝言を言ったりします。
大人のレム睡眠とノンレム睡眠の睡眠サイクルは、1セットで約90分です。
ノンレム睡眠とレム睡眠の割合は8対2です。
新生児は1対1で、徐々にレム睡眠の割合が減っていき、2歳頃には大人と同じ割合になります。
子供の場合の睡眠サイクル
• 2歳前…40分~60分
• 2歳~5歳…60分~80分
• 5歳~10歳…大人とほぼ同じ90分
子供は睡眠サイクルが短く、大人よりレム睡眠の割合が多いため、寝相が悪くなると言えます。
寝相が悪いのは成長の証
子供の寝相が悪くても、成長の証なのであたたかく見守ってあげましょう。
寝返りをうつことにより、同じ体勢で筋肉を固まるのを防ぐので、無理に寝相を治す必要はありません。 寝返りできるスペースを確保してあげましょう。
うつぶせ寝は下顎の成長を抑制し上顎前突(でっぱ)や、逆に上顎・中顔面の成長を抑制し下顎前突を作ることにもなりますので、やめましょう。
仰向けに寝ている子供の歯並びは基本左右対称になると言われています。
一か所に止まり動かないことや、横向き寝の習慣化は成長を阻害するので注意が必要です。
特に口呼吸では舌根沈下そして喉の炎症のため呼吸がしにくいため、仰向けで寝ることが難しいといわれます。結果的に呼吸の楽なうつぶせ寝になり上下顎骨の成長を抑制したり、横向きとなり、左右非対称な頭蓋骨・上下顎骨・左右非対称な歯並び・乱杭歯(叢生)を作り出します。
寝相指導そして正しい枕指導を鼻呼吸を積極的に進めます。
歯並びは生活環境により大きく改善でき、むしろ要不要の法則をうけると思われます。一つ一つの機能役割をしっかり果たすことのできる生活環境を作り上げることを細かく指導していきたいと思います。
歯並びが悪くなったのは文明化のためであるといわれます。焼きそば・パスタ・カレーライスといった軟食が普及し、さらに間食や味覚の強い飲料や食事、甘いもの(砂糖)の普及は、虫歯を作り上げ、正常な生え替わりを妨げ、野菜嫌いを助長し、咬む回数も極端に少なくなりました。成長の時期に身体を作れなくなってしまいました。さらに十分な栄養により歯の大きさも大きくなっています。進化の歴史の中ではじめての飽食に対し身体は対応できなくなって成人病が発生しているとも言われています。人工乳の使用や不適切な授乳や離乳食や卒乳の時期が早いことなどにより、口呼吸も多くなりました。口呼吸は口唇・舌の正常な筋圧成長を妨げます。発声そのものもリスクが多い上に、その獲得の時期に舌癖も作り上げます。舌の筋力の衰え、正常な嚥下咀嚼を獲得できなくなっています。嚥下咀嚼は生後すなわち後から学び身に付けるものです。結果としてバランスは崩れ、不正な咬合すなわち噛み合わせを作り上げています。出来うる限り、細かな指導啓蒙教育を、口唇閉鎖を学ぶ時期、舌の前後・左右・上下運動を獲得する時期、原始反射から正常な嚥下咀嚼を学ぶ時期、上唇の成長する時期、指しゃぶりが悪影響を起こす時期、前歯の生える時、奥歯の生える時など、その都度啓蒙教育指導することで人生をそして世の中を変えたいと思っています。
特に上顎では前歯に続き第一小臼歯が犬歯よりも先に萌出することから、犬歯の生えるスペースが第一小臼歯に奪われ、日本語の発声や軟食が多くなったことや、卒乳が早いこと、歯が小さいこなどが、日本人特有の八重歯を作り上げてしまいます。この時期の管理が人生の一生にわたる審美的要因を決定するといっても過言ではありません。はならびが悪いとは、そのほとんどが、前歯のはならびが悪いなのです。
江戸時代の徳川家の12代家茂の頃にはほとんど咀嚼しなくてよい軟らかい食べ物を食べていたことで、歯並びは乱杭歯で骨の劣成長のため反り返り、上顎骨の劣成長で頬骨弓はほとんどなくなり、下顎骨は小さくなり、顔は長くなり受け口や開咬が起こるようになり、凹凸のないのっぺりとした顔貌になっていました。「骨は語る徳川将軍・大名家の人々 鈴木 尚著」
「前咬み」の大切さ、「前咬み」のための食事・食材・料理指導、筋肉位指導を積極的に進めます。
頭蓋骨の遺伝的形態や胎内環境や、卒乳が早く、軟食が多く、母音で終わる日本語を使い、口呼吸が多い短頭の日本人に受け口が多くなっています。猿の成長期に鼻閉をすると、口で呼吸し、舌が低位になり、舌の前歯を押し、皆受け口になってしまうという実験結果があります。口を閉じること、鼻で呼吸することが基本です。そして猫背にしない正しい姿勢がとても大切です。猫背は呼吸を抑制し、口からの大量の酸素が必要になります。もちろん遺伝的なケースや、うつぶせ寝や、他の習癖が原因なこともあります。生活習慣のチェック・姿勢・呼吸、習癖改善を基本に口唇の筋力アップ・舌の挙上(タングアップ)を使い、改善にアプローチしたいと思います。タッチスティック・スプリント型筋機能訓練装置ムーシールド・プレオルソ¥20000によるアプローチをします。↓下写真・・乳歯列反対咬合をムーシールド・MFT・生活指導にて改善↓さらに下写真噛み合わせ調整で1か月で受け口改善↓下から2番目写真・プレオルソ・MFT・生活指導で受け口改善↓一番下写真・はえかわりのタイミングで噛み合わせ調整・MFT・生活習慣指導で改善
米魚食中心の日本人には鉗子咬合(切端咬合すなわち上下の歯がピッタリ重なる噛み合わせ)が少なく、肉食の海外で鉗子咬合が多くなっています。日本人も縄文時代は80%が鉗子咬合でした。弥生時代には25%の割合で、(現代の世界では審
美的に正常とされる)上下が少し重なった鋏状咬合が現れます。中世から日本人は背が小さく出っ歯と記されています。それが極端になったものが過蓋咬合です。原因は咀嚼にあることは、はっきりしています。奥歯だけでなく前歯をしっかり使うことが大切です。筋肉位が歯並びを決定します。生活習慣指導・咀嚼指導を通して自然な改善をチャレンジしています。必要に応じ(重症度)、タッチスティック指導(¥300
)訓練、スプリント型MFT筋機能装置T4K(¥20000))による訓練を行います。子供の未来のために、手軽にそして現実的に可能な料金設定としました。すべての子供に可能性を広げたいと思います。左の写真はT4Kを使う前と使用後10か月後の写真です。過蓋咬合の改善だけでなく筋機能訓練により歯列弓の拡大によりゆとりをもった生えかわりに移行しています。
T4Kを使い、筋機能訓練MFT、食生活指導で確実に改善できるようにチャレンジしています。
←T4K・生活指導で改善した歯並び
小学2・3年生までは、自分自身の歯磨きは習慣づけであり、生活習慣と両親による仕上げ磨きがポイントとなります。虫歯になったになったのは本人の責任ではありません。でも、なってしまった以上、正常な永久歯への生えかわりにむけ、そして自分の体は自分で守るセルフケア確立にむけ最大限のフォローが必要です。目指すのは、1本の歯の完璧な治療というよりは、大事なことは、正常な永久歯への生えかわりであり、本人の意思を無視しての強制的な治療ではありません。自立と理解を通して成長を見守り、治療を通して、大きくなってもらいたいと思います。早く終わらせることや押さえつけることではなく、、正常な永久歯の生えかわりにむけて、ひとつひとつ乗り越え、コミュニケーションを通して、そしてできたことを褒めること、自信を持つことを通して成長することを優先したいと思います。救急緊急状態以外での生えかわりに悪影響を与えない限り、生活に悪影響を与えない限り、強制的治療は行いません。
(診療台)にもDVDを設置しユニットごとに年齢にそして好きなDVDを流せるようにしました。広いプレイルームには、年齢に合わせた子供番組を流し・自動車・お家・アンパンマンの沢山のぬいぐるみ・プラレールやレゴブロック・シルベニアファミリー・積木・たくさんの絵本(からだの絵本も)・そして大事なお医者さんごっこセット(シルベニア・レゴ・パペット)、治療を身近にそして治療を受ける立場から治療する立場を経験してもらいます。
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