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新座・志木の歯科医院。医療法人社団哲友会市川歯科医院です。

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〒352-000 埼玉県新座市東北2-30-20キャメルビル4F

離乳卒乳指導feeding  口呼吸にしない・鼻呼吸が最大の目標・歯並び育成

当医院来院中2歳4か月母親病気のため卒乳、現在NUKおしゃぶり使用中2歳8か月男児・鼻呼吸が確立し、永久歯萌出のための十分な霊長空隙と成長空隙の完成。開咬なし。これで生涯にわたって歯並び虫歯歯周病に悩むことはないでしょう。
当医院来院中3歳まで授乳。十分な成長空隙・開咬なし。虫歯・歯周病にならない綺麗な永久歯になることは間違いないでしょう。
何かが間違っています・・・途中で断乳する哺乳類はいません。
当院へ来院する3歳近くまで母乳授乳している赤ちゃんは皆、綺麗な歯並びで、綺麗な永久歯萌出に向けて十分な隙間、成長空隙と霊長空隙ができています。隙間のある歯並びは虫歯にもなりません。逆に炭水化物(ブドウ糖)を主体とした離乳食は虫歯菌・歯周病菌のニッチ(生息地)を作り上げ、母乳を主体とした生活は生涯にわたり健全な口腔内フローラを作り上げます。そして口唇閉鎖、生命の基本運動である吸啜運動はしっかりとした体幹を身に付けます。授乳による母親からの抗体免疫の供給と鼻呼吸の維持はハウスダスト・細菌ウイルスの侵入を阻止しています。そして十分なアタッチメントを得た赤ちゃんは性格もとても落ち着き自立しています。嚥下・呼吸という生命の基本をしっかり身に付けています。
このままではいけない。今は、硬い哺乳瓶を使っている時代ではありません。チンパンジーの卒乳も3歳であると今年京大の研究も発表されています。チンパンジーと人のDNAは3%の違いだけです。
卒乳を急ぐ自然に逆らう現在の世の中の間違った指導を見直すべきです。
私たちは進化し生き抜く力を身に付けてきた自然の生物であり哺乳類です。哺乳類が哺乳を否定するような人工的な判断は控えるべきです。自然に生きてきた生物にに、1歳から1歳6か月で断乳や卒乳をさせる自然に逆らう行動を指導するのは理解できません。私たちは自然に逆らうべきではなく自然な成長発育を促し守るべきです。
十分な母乳授乳による吸啜運動が切歯骨を成長させ、口唇閉鎖・正常な陰陽圧による摂食嚥下運動と協調した鼻呼吸による呼吸運動を作り上げ、口唇閉鎖・随意運動による捕食から始まる自由運動の獲得が正常な口腔姿勢と正常な歯並びと口腔成長を作り上げます。
低炭水化物によるケトン体の使用はてんかんの予防になり、小麦のグルテンは依存性を作り自閉症・うつ・双極性障害の原因と言われます。炭水化物は身体の糖化変成を起こすためインシュリンの分泌で血糖値の増大(精神的不安定を防止していると言われます。あくまで補完食は母乳中心のもとに行われるべきである。決して粥を中心した炭水化物の補完食が安全と保障されているわけではありません。
哺乳類は爬虫類から進化したもので、生命の本質に違いはありません。爬虫類は母親の皮膚と卵殻を通し保湿保温酸素栄養排泄コミュニケーションを行っています。毛嚢・汗腺(アポクリンセン腺)の進化した乳房を通しての授乳・抱っこ・タッチは母子のコミュニケーションの基本であり生命の本質であり人為的に辞める理由はみつかりません。もちろん人工乳でも代用も可能ですが、十分な管理が必要です。
そのためにも母乳哺育ができる病院・社会環境を作り、真実を啓蒙していかないといけません。(日本母乳の会)

口呼吸防止のための徹底的な指導アドバイスを行います。口呼吸はアデノイド顔貌(口呼吸顔貌)すなわち、頤(おとがい)のない顔貌を作ってしまいます。矯正では決して治りません。
無理な指導は行いません。ごくごく自然な発育、それが生物です。人工的な介入はできるだけ行いません。
赤ちゃんにとって母乳と離乳食は全く次元の違うものです。遊びの世界が広がり、おっぱいより楽しいことを体験して卒乳します。
お乳にこだわるのではなく、力一杯に赤ちゃんが遊びまわり、お母さんやお父さん、周りの世界に興味の対象を広げ、豊かな世界が自分を待っているのだという日々の驚きと好奇心が満たされる時、赤ちゃんたちは母乳の世界を卒業し、自分と他者との境界を見い出し自立の道を歩むようになります。「離乳食 おっぱい 混合、人工乳 日本母乳の会より」日本母乳の会会員
離乳食を進めることと、卒乳が混同されることから世界的には、補完食と呼ばれるようになっています。決して1歳6か月で補完食を食べれるようになることは、卒乳することではありません

戦前までは1歳過まで離乳食を与えることはなかったといいます。国によって離乳食はさまざまです。誰がどういうエビデンスでいつ?何を?決めたのでしょうか?現在のアレルギーや精神疾患の増加は自然に逆らう成長の初期の食事に問題はないのでしょうか?母乳が間違いでないことだけは生物の歴史と現在の哺乳類が示しています。

市川歯科では3歳までが人生の一番大切な時期であると考えています。乳歯列の完成・垂直感染・口呼吸・鼻腔・免疫・腸内細菌叢(腸内フローラ)口腔内細菌叢の完成の時期です。帝王切開では皮膚の細菌叢から、そして産道からはビフィズス菌を中心とした善玉菌が移行します。正常な腸内フローラを作り上げることが将来の病気、糖尿病、アトピー、喘息などを防ぐうえで大切です。
妊婦・授乳・離乳食・卒乳・嚥下咀嚼指導(乳幼児小児)・生物(哺乳類・ヒト科)としての成長を指導します。一つ一つのポイントを完全にチェックし正常な成長を完成させます。

赤ちゃんは、お母さんのお腹の中で、単細胞生物から尻尾の生えた魚、そして誕生のその瞬間に海から陸に上がるため肺の中の羊水を吐き出し、肺呼吸を開始するという進化の歴史を繰り返していると言われています。
哺乳類ヒト科として、その誕生は未完成未熟な状態で、ヒト科として完成するのは成長が終わってからとも言われ、生まれてからも進化成長の歴史を繰り返すことになります。
そのステップステップをしっかり段階を追って進めることが、健康で完全な身体を作るために必須であることは間違いありません。
厚生労働省改定「離乳の基本」では「離乳の完了とは形のある食物をかみつぶすことができるようになり、栄養素の大部分が母乳または育児用ミルク以外の食物からとれるようになった状態をいう。その時期は通常生後13か月を中心とした12〜15カ月ころである。遅くとも18カ月ころまでに完了する。」と記載され、断乳しなくてはいけないのではなく、離乳の完了とは補完食の完了を意味し卒乳を分けて考えています。
出産後は、通院することがなかなか困難となりがちです。妊婦指導の徹底、垂直母子感染・授乳・離乳食・正常嚥下教育指導を行いますので、検診指導をお勧めします。

哺乳・授乳・ボディービルディング指導「一番大切な食べる力を作る」
口唇を密着させ舌で陽圧し鼻咽腔閉鎖し舌根で陰圧をつくる吸啜運動は、咀嚼・呼吸のすべての基盤となる運動です。生後1か月は陰圧による吸引、そしてその後は舌圧による陽圧をかけた吸啜運動が開始します。完璧に作り上げられた母乳哺育をお勧めします。授乳は栄養のためだけという考えは大きく間違っています。授乳による母親ホルモンが親子の関係を維持します。
母乳(特に初乳)には大量の免疫物質が含まれ最大の免疫器官である腸粘膜に免疫物質IgAを供給します。IgAは消化熱変成しにくい卵アレルギーのアレルゲンのオボムコイドや牛乳アレルギーのアレルゲンであるカゼインなど高分子タンパク質に結合し吸収を阻害し食物アレルギーから赤ちゃんを守ります。母乳から移行する異種タンパク質による暴露は免疫応答を作り上げ食物アレルギーの防止に役立ちます。母乳に含まれるオリゴ糖を分解する消化酵素を人は持っていません。すなわちオリゴ糖は(
ビフィズス因子)ビフィズス菌(「ラクト-N-テトラオース」というオリゴ糖に作用する「ラクト-N-ビオシダーゼ」というビフィズス菌の表面にある酵素)の餌でビフィズス菌を増加させ、良好な腸内フローラ(細菌叢)を作り上げ感染症やアレルゲンの吸収を抑制し正常な免疫寛容を作り上げます。早期のタンパク質の摂取は悪玉菌を増やし不良な腸内腸内細菌叢を作り上げ幼弱な腸粘膜を通過し全身に伝搬させるといわれます。母乳を通し大腸の樹状細胞により腸内細菌が乳房に運ばれ正常な腸内細菌叢を作り上げます。

授乳哺乳類として生まれて最初に行うことは「哺乳」であり、お母さんとのはじめてのコンタクト(接触)です。
授乳を通して、栄養の補給を行うだけと思われがちですが、授乳は免疫器官の未完成な乳児を守る免疫物質の補給(白血球やラクトフェリンや抗原抗体物質で、母子一緒にいることで常に最新の免疫が供給される)、そして母親とのスキンシップを通しアタッチメント(愛着形成)を獲得し、性格・社会とのコミュニケーション能力を育成します。母乳に含まれるカゼインはカルシウム・リンを大量に含み骨格や歯を作るだけでなく、身体を作るたんぱく質を補給し、カゼインは胃酸でカゼインタンパクの固体となり満腹感を与え、乳糖は甘さも薄く、母体にも優しく(ブドウ糖は糖尿病同様に糖化反応を起こしタンパク質を破壊します)、脳にとって不可欠なブドウ糖の補給を行います。オリゴ糖も、ビフィズス菌を育て、(そのビフィズス菌を供給するのもまた、ビフィズス菌が繁殖常在する乳腺ともいわれています。)体に必要な栄養素を作り上げます。それだけではなく、一番大切なことは、実は「授乳」を通して、まず口唇と舌の筋肉を、そして授乳を通して、次のステップである、固形食の咀嚼すなわち咬む訓練を進めていきます。授乳とは口唇を閉じ、舌を上顎に押し付ける運動で、この筋機能訓練をスタートとして正常な嚥下咀嚼を学ぶとともに、必要な栄養を得るための訓練が自然と各筋肉を鍛え、咬むこと、咀嚼することの準備を進めます。
もちろん、厚生労働省の母子手帳・授乳離乳の手引きを基準にマニュアル通りに進むわけにはいきません。前歯が生えて、始めて噛みつくことを、そして奥歯が生えて、始めて噛み砕くつぶすことを、そしてしっかり飲みこむことを、訓練して学んでいきます。歯の生える時期は4か月から、中には1歳過ぎてからの乳児もいます。修正月齢はもちろん、月齢を基準にして、単純に進められるはずもありません。しっかりとした筋機能訓練は各組織器官をしっかりと成長させ、そして、口唇を動かす口輪筋は頬筋に付着し、筋肉は表情を作り上げ、ヒトとして話すことを学んでいきます。まず初めに生きる上で一番大切な「食べること・食べる身体」を作ること、そして、「身体の免疫防御機構を最大限に発揮できる身体」(鼻呼吸)を作り上げ、そして最後にヒト科として、実は生命の維持すなわち身体にとってはリスクの高い言語コミュニケーションを学んでいくことになります。
もし、舌あるいは口唇の筋機能訓練が不十分であれば、嚥下・咀嚼そしてコミュニケーション・会話さえ、きちんと作り上げることが出来ません。 進化の過程で獲得してきたひとつひとつの成長のステップを、確実に積み重ねていくことが、完全なヒト科を作り上げます。 当院では授乳・離乳食という生きる上で一番大切な力をつけることに力を入れています。

「抱っこ」の仕方・生理的な屈曲姿勢を保つ・体を水平にして必ず首と頭をささえましょう・膝の裏側を腕に乗せましょう・Cカーブが基本です。口呼吸の原因になるとも言われています・エルゴをはじめとした「抱っこ紐」は、特に定頸までは「首反り」となり低位舌の原因となり要注意です。しっかりとした粗大運動すなわち姿勢が十分な栄養補給と酸素を補給することになります。健全な成長には必須です。  

背中が丸くカーブするように抱きましょう 。月齢が小さいほど背中のカーブは丸みを帯びています。抱っこしてゆらゆら寝かしつけてさあベッドに寝かせようと降ろした途端に泣き出す赤ちゃんは多いです。理由は背中が伸びるから。縦抱きは重い頭や胴体を支えようとして、未熟な腹筋や背筋に力がはいりすぎてしまうため体が緊張します。体に「反り」や「硬さ」となって現れます。基本はお腹の中にいたときの姿勢です。精神的にも。体幹的にも落ち着き、鼻呼吸そして授乳嚥下も安定します。反りは口呼吸の習慣をつけるとも言われます。
赤ちゃんの背中はCカーブを保つのが自然なのです。人間だけが定頸できない状態で、頸がすわらずにうまれてきます。とくに4か月の定頸までの間は、生理的な屈曲姿勢を積極的に保つ必要があります。頭が大きくなり、垂直歩行をすることは出産の時期を早めました。それが口呼吸や嚥下咀嚼や鼻呼吸そして正常な成長発育を妨げる可能性があります。正規産児は胎内で十分に屈曲を保ち新生児も生理的屈曲姿勢を取りやすいことが多く、また四肢を容易に屈曲位に保つことができ出生直後から手と口の接触運動が可能な児が多いです。正確な眼球運動のためには、頭顔の動きが最少限度であることが重要です。眼と一緒に頭が動いでしまうのは好ましくありません。生理的な屈曲姿勢は頭頸部を安定させます。
抱っこひもによる首反りはCカーブを作れず、精神的不安定・低位舌・口呼吸結果として受け口になるなど大きな危険を持っていますので乳児用インサートの使用など注意が必要です。





第一大臼歯(永久歯)は、発生学的には乳歯と考えられています。最後乳臼歯(第二乳臼歯)のすぐ後ろに生えるのは当然です。第一大臼歯は乳歯列の後ろには生える、実は乳歯なのです。ですから永久歯の歯並びは、実は乳歯の完成する3歳で、ほぼ決まっていることになるのです。1歳半での受け口は16.2%と意外と多く、早期発見早期指導を行い自然治癒させたい。3歳までの受け口は生活改善でほぼ治せます。乳歯列期における不正咬合の割合はとても少ないのです。

人間以外の哺乳類は皆受け口であるといわれています。ならば早期の受け口が16.2%は自然なことです。ひととして自然な生活習慣発育で改善すると思います。第一大臼歯の生える場所は乳臼歯のすぐ後ろであり、永久前歯に遅れて6歳には萌出してしまい将来にわたり位置は変化しません。それを補正する仕組みはいくつか用意されていますが、現代の軟食傾向による上顎前歯部・下顎関節頭の成長抑制に加え、前歯の重なりによる下顎の歯の前方への萌出抑制、さらに栄養豊富な時代で永久歯が大きくなっていて簡単には改善はできません。ぜひ完全な乳歯列を育成し、一つ一つのステップを確実に進めて、行きましょう。ひとつひとつのポイント・ステップを確実に説明、そして指導し、問題点の解決をその都度、教育指導させていただきます。


すべては授乳の仕方と期間で決まります・最大の目標は口を閉じていること。「口呼吸は病気です」8カ月から1歳代で口呼吸ができるようになり習慣化する傾向があります。十分な観察をし、口呼吸の習慣化の治療として「おしゃぶり」を使用することは、海外でも行われている有効な方法ですが母乳育児継続に向けて慎重な対応も必要です。授乳をしている限り口呼吸のリスクは大幅に減少します。歩行の開始とともに重力により喉頭の沈下がおきます。ここが口呼吸の最大のリスクとなります。是非とも判断早急な対策をしましょう。診断対策指導を行います。

第1の目標(第1のチェックポイント)は口唇力(口輪筋)の育成です

junyu生後すぐに始まる正常で確実な授乳を通して、まず口唇の筋肉を鍛え成長させます。そのためには確実なそして深飲みによる口唇の吸着(ラッチオン)がポイントです。
これが、今後の全てのカギを握ります。
正常嚥下を作り上げ、口呼吸を防止し正常な鼻呼吸を作り上げます。正常な鼻呼吸は、正常な寝相を作り、正常な上唇・副鼻腔の成長をもたらします。正常嚥下は舌の挙上(タングアップ)を作り、正常な歯列を作り上げます。
こうして、病気に強い免疫力の高い鼻呼吸、そして虫歯歯周病にならない正常歯列を作り上げるのです。
同時に舌の挙上(舌筋の訓練)が、原始反射(探索・吸啜反射)で行われます。
早期の卒乳・不適切な授乳や哺乳瓶形態は、とても危険です。すべてはここから始まります。ひとつひとつのステップを確実にマスターしていくことが健康で確実な身体を作り上げます。ここを一番初めのチェックポイントとして指導・確認していきます。

口呼吸をやめ、鼻呼吸の習慣づけを・鼻腔形成促進・捕食指導・口唇閉鎖指導(オーラルポスチュアの獲得)・口を閉じることと正常嚥下をマスターします。鼻で呼吸しないと中で詰り鼻水が押し出されません。結果的にフィルターを無くし破壊した身体は壊れてしまいます。身体を冷やさないこと、酵素・免疫の至適温度の啓蒙を進めます。

オーラルポスチュア2次口蓋離乳初期の捕食訓練は、すべての筋運動の基礎となります。口唇をしっかり閉じられない、あるいは舌の筋肉の不十分な成長は、口呼吸となり、鼻腔という最強の免疫器官を利用できないだけでなく、進化の過程で獲得した顔面の3分の1をも占める鼻腔という最大の免疫器官の成長発達を阻害し、(鼻腔は二次口蓋を境に口腔と裏表にあります.爬虫類には二次口蓋はなく鼻腔と口腔は一つの空間です。本来鼻腔と口腔は一つの空間なのです)風邪・扁桃炎・喘息・アレルギー・ウイルス炎・アデノイドや慢性腫脹などをおこすことになり、乾燥は、やはり最強の免疫である粘膜免疫を使えなくなり、虫歯・歯周病・口臭をおこすだけでなく、唇や舌の筋肉の調和を崩し、上唇の成長不全や歯並びや顎骨の不正、言い換えれば、完全なヒトを作り上げられなくなってしまいます。哺乳類の中でも口呼吸をするのはヒト科だけで、歯並びが悪いのはヒト科だけであるのは、口呼吸と強い相関を持ちます。なぜなら歯は唇の筋肉と舌の筋肉の中立点に生え揃うからです。ヒト科だけが、風邪・インフルエンザやアレルギーに悩まされているのも、やはり鼻腔を通さず直接の細菌ウイルスの感染をもたらすからです。

口呼吸をしている乳幼児は上を向いた仰向けに寝ると舌根沈下・喉の炎症により呼吸できず、楽なうつぶせ寝や横向きをする傾向があるといわれます。睡眠時無呼吸症候群のリスクが高いうつぶせ寝、そして正常な上下顎骨の水平的成長を抑制します。さらに横向き寝は対称な頭蓋・上下顎の成長を抑制し、非対称な歯並びを作り上げます。

生命誕生以来、進化生き残りの何億もの歴史の中で生き残ってきた私たちは、限りなく高度に完成されていて、自然で健全な成長は身体を守り完璧な身体を作り上げるように本来できています。

ヒト科だけは、脳が未完成な状態で生まれ、生まれてから左脳の成長を行い、それを助けるのは母親とのコミュニケーションすなわちアタッチメントであると言われています。安易な人工乳の使用や、早期の卒乳・断乳は、乳幼児の精神発達に大きな影響をもたらします。「捕食訓練」指導を徹底しています。

第2の目標(第2のチェックポイント)は原始反射から随意運動である正常嚥下咀嚼運動に異常なく移行させることです(授乳に関する原始反射は生後3か月ごろから消失していく)(咀嚼時に舌突出のない口唇閉鎖がポイント)

sinnkeihattatu出産時には原始反射である探索反射・吸啜反射により赤ちゃんは、教えることもなく本能で授乳して栄養を吸収し、そして筋機能を獲得訓練していきます。正常で間違いのない母乳授乳(時として人工乳)は、正常な口唇(口輪筋)の力を鍛え、正常な舌の筋力を鍛えます。赤ちゃんの舌は大きくて正常な舌の運動は、上顎を数カ月で大きく成長させます。口唇の訓練は口を閉じる筋肉をしっかり育てます。原始反射は、神経の髄鞘化とシナプスの増大、大脳皮質の成長に伴い、消失し、自分の意志で食べる(捕食・嚥下・咀嚼)随意運動へと生後3か月くらいから、混在しながら移行すると現在の現在の脳科学(発達行動学)からわかっています。3か月には首が座り、咀嚼・嚥下のKEYとなる舌骨の固定が可能となります。そして、離乳食を開始する5・6か月には、自らの意志で唇を動かし、舌を動かし、咬むことを勉強していくのです。間違いのない捕食方法すなわち、姿勢やスプーンの使い方や食材の選択を通し、原始反射から正常な嚥下咀嚼に移行することが今後を人生を左右する最大のポイントとなります。乳児嚥下と成人嚥下の最大の違いは完全な口唇閉鎖であり咀嚼時の舌突出を防止することです。
原始反射から、大脳皮質が行う自らの意志で咀嚼する随意運動へ3か月くらいから移行を始めます。繰り返しの随意運動は小脳にインプリントされ、CPGリズム発生器とCMA大脳皮質咀嚼野など高位の脳と複雑に連携し、随意運動の自動化(半自動化)がおこり、無意識で正常な咀嚼嚥下を行えるようになります。
舌の位置を規定する口唇閉塞を、正常な舌の位置(スポットポジション)と運動を作り上げる補食をメインテーマとしたいと思います。


切歯骨を育てる(切歯・側切歯の歯並びにキーとなる切歯骨)。すべては霊長空隙にある。市川歯科では歯並びの補償ポイントである切歯骨上顎骨縫合部における成長育成に最大のポイントを置いています

mirukusessikotusessikotu2左は人気のある哺乳瓶(SSの一番小さい丸穴)です。下を向けるだけでポタポタと流れ落ちます。吸う力は必要ありません。授乳とは舌と下顎を上顎に押し付け、舌は筋肉(オトガイ舌筋・舌骨舌筋・茎突舌筋・上下縦舌筋・横舌筋)の塊です。舌を動かし嚥下するためには舌骨上筋群(オトガイ舌骨筋・顎二腹筋・顎舌骨筋・茎突舌骨筋)・舌骨下筋群(胸骨舌骨筋・甲状舌骨筋・肩甲舌骨筋・胸骨甲状筋)が働きます。さらには嚥下による舌骨の挙上は甲状軟骨を挙上喉頭蓋を封鎖させます。下顎を押し付けることは咀嚼筋(咬筋・側頭筋・内側翼突筋・外側翼突筋)を育てます。授乳とは口を大きく開け口唇をピッタリ押し付け、唇は口輪筋の塊です。口輪筋は頬筋をはじめとする表情筋が付着します。
授乳は、この咀嚼・呼吸・姿勢に関わるすべての筋肉の運動のKEYすなわち基本となる運動・筋トレであることは間違いありません。
進化の過程そして、成長の過程で、切歯骨は2次口蓋(口蓋突起)と癒合します。6歳前後の第一大臼歯萌出期には完全に切歯骨は癒合しその後の成長はほとんどありません。乳歯期の正常な切歯骨の成長が永久前歯の歯並びを決めています。
切歯骨には上顎の乳歯・永久歯の切歯・側切歯が萌出します。上顎の乳前歯の乱杭歯(叢生)の赤ちゃんは明らかに切歯骨の成長不足と考えられます。さらには上顎の永久前歯の乱杭歯も同様です。原因は、授乳・哺乳不足・哺乳の仕方の誤りにあります。誤った浅いラッチオン(哺乳体制)が上顎(切歯骨・口蓋骨)の水平方向の成長を抑制し、結果的に幅の狭い上顎(狭窄)そして結果的に垂直方向の成長を促進し深い上顎を作りあげ、乱杭歯(叢生)をもたらします。正常な授乳哺乳が正常な歯並びそして正常な鼻腔を、そして正常な口唇すなわち正常な鼻呼吸を作り上げます。歯は舌の外側縁に生えるのです。筋力を必要としない不自然な哺乳瓶による哺乳は口輪筋すなわち口唇の筋力さらには口唇の成長を妨げます。
「すべては授乳にあり」の考え方から、授乳そして哺乳瓶の選択まで積極的に指導したいと思います。

第3の目標(第3のチェックポイント)はお父さんお母さんから虫歯菌・歯周病菌の感染の予防です・誤った認識指導が行われていると考えています・スプーンや食器をわけてはいけません・(善玉菌・常在菌の垂直伝搬は必要です)・我々の体は生態系です。90%は細菌で、代々祖先(母親)から大切に受け継いできたもので、生きていくうえで必須のものです。口腔内フローラ・腸内細菌叢の完成は3歳まででその後は変わりにくいといわれます。アトピー・アレルギー・自閉症・糖尿病・腸炎・自己免疫疾患などは腸内細菌の影響を受けているといわれています。正常な腸内細菌叢を作り維持できる食事指導を行います。

出産時には無菌で生まれてきた赤ちゃんです。産道やお母さんお父さんから細菌が感染していきます。人の細菌の数は、人体の細胞の数よりも多く、共存関係にあります。母乳を通してのお母さんからのビフィズス菌の感染はむしろ必要です。野菜などセルロースを分解できないヒトにとって腸内細菌はなくてはならないものです。一方2歳までに虫歯菌・歯周病菌に感染しなければ生涯にわたり虫歯歯周病に罹患しにくくなるとも言われています。必要な菌もあります。細菌が感染するためには細菌の餌(ブドウ糖)が必須です。3歳までの甘いものの摂取を控えることがとても大切です。(乳幼児用のお菓子に騙されないでください。食べられると、食べて良いは別です。)あまり潔癖になる前に、お母さんお父さんの歯磨きを見直し、歯科医院でのPMTC(機械的歯面清掃)・虫歯歯周病治療をしっかり行い、そしてそのリスクを判断してもらうことが大切です。当院では細菌数検査を無料にて行っています。お子さんのためにも、家族ぐるみでの、虫歯歯周病予防を進めてください。
普通分娩では母親の腸内細菌の影響を、帝王切開では母親の皮膚の細菌叢の影響を受けます。人工乳では母乳に比べ悪玉菌の割合が多くなるといわれます。(日本母乳哺乳学会雑誌より)
食物繊維が体内に入ってこない状況では、腸内細菌は粘液の炭水化物を食べ、粘膜叢を食べることで防御機構が衰え炎症が起きるとも言われます。


2歳児からのフッ素塗布が行われていますが「フッ素を塗れば虫歯にならないのですか?」フッ素を塗れば虫歯にならないと責任をもつ歯科医療関係者は一人もいません。「母親からの垂直感染を防ぎ、甘いもの(純度の高い人工のブドウ糖=虫歯歯周病菌の餌)を摂取せず、自然の食材を摂取ししっかり咬む咀嚼をし、成長霊長空隙が存在するなら虫歯にはならない。」と思われます。少なくとも3歳までは果物・野菜など自然の甘みを摂取しましょう。

薬物に頼ること以外に、もっと簡単で自然な虫歯歯周病予防法があります。

第4の目標(第4のチェックポイント)は上下顎の乳前歯の前後的歯並びです・関節隆起・顆路など関節は前歯が萌出すると成長を始めます。前歯の前後的位置は全てのスタートポイントになり一番重要な時期です。捕食訓練を徹底します。意外にも上下前歯の段階から受け口で悩まれていることが多いのです。原因は胎内環境と習癖にあると思われます。早期の発見、観察が必要です。ポイントは乳犬歯の萌出時期にあります。すなわち霊長空隙の完成です。上霊長空隙への犬歯の咬みこみこそ、前後的歯並びの補償の最大のポイントです。あたりまえのことですがポイントは捕食にあります。受け口も生活習慣の改善で自然に治せることが多いです。正常な関節の形成がとても大切です。イギリス・海外で普及しているBLW(BABYLEDWEANING)を紹介し。指導に加えています。

霊長類における最大のポイントは、犬歯同士が作り上げる霊長空隙にあります。
尖ったそして大きい犬歯はお互いに、噛み込み水平的位置決めを行いそこでロックすることで、安定した位置決めを行い、その位置に奥歯が生え完璧な安定した噛み合わせを作り上げます。
この時期こそ前噛みが一番大切です。そして寝相や習癖、体幹姿勢に注意です。
出産時には下顎は上顎に比較して小さく後方位置にありいわゆる出っ歯状態です。授乳という下顎の前方移動による筋肉位により乳前歯萌出時には、上下のあごは、ほぼ同じ位置、同じ大きさまで近づきます。極端な前後的隙間や、逆転現象である受け口がみられるならば、授乳の異常もしくは寝相(うつぶせ寝)、あるいは姿勢の異常が疑われます。うつぶせ寝は、下顎の成長を抑制し出っ歯を作り出したり、中顔面の成長を抑制し受け口を作り出します。うつぶせ寝は、時として噛み合わせを沈下させ上下の歯の重なりが強くなり結果的に下の前歯の乱杭歯(叢生)の原因になります。3か月には首が座りはじめますが、早期の座位すなわち不良な姿勢での椅子の使用はC字型の背骨の彎曲を助長し胸郭や横隔膜・腹筋の運動抑制を起こし(この時期はほとんど腹式呼吸ですが)口呼吸を起こし低位舌による受け口を作り上げる危険性もあります。早期発見、早期生活改善がポイントになります。→写真は4歳女児5カ月で生活指導とマウスピースで改善


第5の目標(第5のチェックポイント)は上顎の4本の乳前歯の歯並びです。しっかりとした深飲みそして、あたりまえですが捕食がポイントです。

soudannsitusousei正常な授乳すなわち母乳育児を行っていれば自然に正常嚥下を原始反射として行います。この時期の乳児の舌は大きく、授乳に問題がなければ上顎の4本の歯並びは水平的に綺麗に並ぶはずです。もし前後的なずれた歯並びをしているならば授乳に問題があり、正常な舌の位置が保たれず、正常な切歯骨の成長が行われていないと考えるべきです。早急な授乳体勢の見直しを行います。指しゃぶり・毛布咬み・哺乳瓶形態や乳首形態の不良や吸着(ラッチオン)の異常が疑われます。前歯4本が正常に生えれば乳犬歯は正常に萌出し、犬歯は根が長く移動しずらく、安定した歯並びを維持するはずです。桶谷式直接授乳訓練用哺乳瓶の使用や授乳姿勢の見直し・哺乳瓶形態の見直しが早急に必要です。
切歯骨の成長は6歳までともいわれ、それ以後は口蓋骨と癒合してしまいます。この時期の成長が永久前歯の歯並びに影響があると考えられます。


人工乳指導・哺乳瓶指導・フォローアップミルク・牛乳摂取指導・離乳食指導・嚥下咀嚼・咬む指導・授乳の大切さを指導します・食物アレルギーに対する考え方は医療現場でも混乱しています。離乳食は遅らせるべきなのか?早期に与えるべきなのか?リーキーガット(腸粘膜のバリアが弱い)のリスクが高い6か月までは辞めましょう。母親と同じものが食べれるようにが目標です。無理せずあせらず、どうしても必要なものは免疫寛容を作り上げましょう。食物アレルギーを防ぐためには免疫の弱い皮膚の保湿バリアーが必須です。口呼吸や早期のタンパク質摂取が原因ともいわれます。少なくとも腸内細菌に善玉菌を作り上げる補完食(離乳食)を考えましょう。

哺乳瓶フォローアップミルクもちろん人工乳を使わざるをえないこともありますが、筋機能訓練を意識した哺乳瓶や人工乳そして甘いフォローアップミルク、そして鉄欠乏性貧血と牛乳の鉄分吸収阻害の問題について、9か月から問題となる鉄分補給の方法、植物性動物性鉄分、市販の離乳食の指導、そして筋機能訓練がしっかりできているかをしっかり管理指導し、補正していきます。特に乳糖不耐性の多い日本人では乳糖の分解が成長とともにできなくなり乳糖と結合しているカルシウムの吸収も困難となります。1歳6か月までは免疫機能が未完成であることを考えれば動物性の食材の危険性は言うまでもなく卵・牛乳(白い牛の血液)の摂取や雑菌を考慮した生の食材のリスクは高くなります。早期の動物性タンパク質摂取はアレルギーマーチを作る危険性もあります。しっかりとした「咬む」習慣と筋機能訓練は唾液の分泌を促進しタンパク質を十分に分解し抗原抗体反応アレルギーを防ぎ、咀嚼消化酵素の働きは食中毒も防止します。「咬む」リズミカルな運動は脳内物質であるセロトニンを分泌させ精神的な安定をもたらします。「咬む」刺激は脳血流量を増加させ脳の活動を促進します。
離乳食は炭水化物を中心としています。身体を作る栄養(タンパク質)質をとるためではなく、エネルギーの20%を消費する脳へのエネルギー補給の意味合いもありますが、授乳だけでも十分です。その本来の目的は、摂食・嚥下・咀嚼訓練です。身体にとって安全な炭水化物で十分な訓練をしてください。

第6の目標(第6のチェックポイント)は歯磨き習慣をつくることです・歯磨き・仕上げ磨き指導を習慣づけます・歯磨きをするのはヒトのみです。間違ってはいけませんが、歯磨きだけで予防することはできません。なぜなら哺乳類で歯磨きをしているのはヒト科だけだからです。虫歯だけに目を向けることなく正常な歯並び育成こそ、正常な生活習慣の確立を示すものであり、目先にとらわれることなく、完全な永久歯列を作り上げることを意識しましょう。

仕上げ磨き歯ブラシ赤ちゃん用歯ブラシ歯が生えてからの歯磨きも、お母さんとの大事なコミュニケーションであり、そしてアクセルソンも人生最大の予防習慣を作る時期であるといっていますが、嘔吐反射・過敏や嘔吐反射そして仕上げ磨きを嫌がることなども、大脳皮質の発達に伴う反射抑制や、実はアタッチメント(愛着形成)が大きな意味を持ちます。歯磨き事故・そして歯磨きを楽しみ、はじめてのしつけをどう進めていくか?歯磨き時間を楽しい時間にしたいと思います。

★★★★★母子手帳をしっかり読んでください!!★★★★★
厚生省「母子手帳」抜粋
◎離乳の完了
「離乳の完了とは、形のある食物をかみつぶすことができるようになり、エネルギーや栄養素の大部分が母乳または人工乳(粉ミルク)以外の食物からとれるようになった状態をいいます。その時期は生後12〜18か月頃ですが、母乳又は人工乳を飲んでいない状態を意味するものではありません。
離乳の完了とは卒乳を意味するのではなく、離乳食すなわち補完食を食べれるようになることです。授乳は18か月を過ぎても並行して進めることと、実は書いてあるのです。これを誤って解釈されている医療関係者・歯科関係者がいまだ大多数なことは、とても残念です。

安易な卒乳はやめましょう・十分な正常な口唇や舌口腔内鼻腔歯並びの成長ができているか確認させてください・卒乳は儀式ではありません・特に舌が大きく口輪筋の発達が未熟な状態での卒乳は口呼吸へに移行さらには雑菌・ウイルス・ハウスダストの侵入のリスクが大きくなります。授乳によるアタッチメント(愛着形成)は将来の人格コミュニケーション能力形成に大きな意味を持ちます・安全基地を作り上げることを目指しましょう。卒乳の世界平均は3歳・WHO・アメリカ小児学会は2歳以上を薦めています。日本では保険点数もなく議論勉強すら行われていません。未だに人工乳の体重身長成長曲線と比較して人工乳を指導います。(母乳では人工乳に比べ見た目の成長が遅れるのはいたって正常です。)

第7の目標(第7のチェックポイント)は卒乳の時期すなわち口唇と舌の機能(口腔筋機能)・正常な嚥下咀嚼機能・口唇閉鎖が身についているかを見極めることです
・・卒乳・断乳・おしゃぶりアドバイス・指しゃぶり指導・口腔育成指導・アタッチメントペアレンティング指導・卒乳断乳を指導します・授乳とはボディービルディングすなわち身体(顔面頭蓋・口腔鼻腔)を作る運動です・例えば野菜を食べないから野菜ジュースを飲んでますというのは大きな間違いです。食物繊維の摂取は腸内細菌叢の正常な細菌種・細菌数の腸内フローラを作り上げます。腸管粘膜はアレルギーの制御に役立ちます。どういった状況に筋機能矯正装置であるNUK型おしゃぶりが必要なのか?を説明指導。必要と思われるケースには矯正装置(顎形成装置)としてのおしゃぶり指導、さらにT4K INFANTを使用し鼻呼吸訓練、正常口腔姿勢訓練指導、歯並びの正常誘導を行います。現在保育園では1歳で一律卒乳となっているようです。まず環境整備が必要です。残念な状況です。社会性を持つヒト科として自然な環境成長を行うためのバックアップ、フォローを積極的に行います。

NUK型添い乳対策アタッチメントを意識したラタイアチャークをはじめ自然卒乳が世の中の流れとはなっています。WHOでの報告では世界の卒乳の平均は3歳となっています。日本では1歳6か月卒乳を提唱する歯科および保健所が多く、虫歯予防や歯並びを重視しアタッチメント母子関係を軽視しています。
アタッチメントペアレンティングの3本柱は母乳を与える、赤ちゃんと密着する、赤ちゃんの出す合図に応えるです。
クワイエット・アラートネス「注意深い沈黙」すなわち、抱かれている赤ちゃんはあまり泣くことがありません。眼を覚まして満足している時間が増加します。赤ちゃんが自分の周りの環境と最高の関係を持ち、影響しあうことができる、行動学的な状態です。これが学習能力をたかめるともいわれます。世話もされず、背中を反らせるといった意味のない動きによって、たくさんのエネルギーを無駄にし、動かずに寝そべって、意味のない空や天井を受身で見つめているのでは多くを学ぶことはできない。胸と胸をつけて抱かれていると母親のリズミカルな呼吸を感じ、赤ちゃんの不規則なリズムにバランスを与える・・もちろんタッチによるセロトニン・そして「リズミカル」はさらにセロトニンを分泌させます。それが、抱いている赤ちゃんが有意に泣かない理由なのかもしれません。未熟なうちに自己調整するよう強制(ディタッチメント・ペアレンティング)された子供は、成長や発達に使えたはずの貴重なエネルギーを、自分を慰めること(泣くこと・不安な指しゃぶり・夜中に眼を覚ます・不規則な呼吸・けいれんのような動き)に使ってしまう・・ここにアタッチメントペアアレンティングの本質があるのかもしれません。「Baby Book William Sears and Martha Sears」
世界的にもアタッチメントペアレンティングの重要性は大きく認識されています。
愛着形成の臨界期は生後半年から1歳半といわれています。
子供は愛着という安全基地があることで安心して探索活動を行い、認知的、行動的、社会的発達をとげていく。つまり、愛着は、あらゆる発達の土台です。愛着障害があると発達に問題が生じやすくなります。基本的な行動のコントロールから自律神経の制御、さまざまな学習、関心を共有したり、協調したり、トラブルに対処したりといった社会的コンピテンスの獲得まで多岐にわたります。困難やストレスにぶつかったときの対処能力などです。「愛着障害 岡田尊司」
日本では、まだまだ啓蒙の遅れているアタッチメントペアレンティングの大切さも積極的に啓蒙していきたいと考えています。

規則正しい授乳や、虫歯になりやすい部位の添い乳対策歯磨きを行えば、母乳の免疫力もあるので、簡単にはむし歯にはなりません。母乳中の乳糖のみの実験では虫歯の発生するPHにはならないこともすでに照明されています。受け口や過蓋咬合が多い日本の歯並びの現状を考えれば一概に歯並びを悪くするとは言えず、むしろ筋機能訓練としてプラスになることも多いはずです。個々の歯並びや筋機能の成長にあわせ適切な指導を行いたいと思います。

一方桶谷式をはじめとした儀式的な断乳?そして仕事による断乳・卒乳もあります。早期の卒乳などに対しては、おしゃぶりの使用や、あえて指しゃぶりを黙認するなどの対応も必要です。各種乳幼児本ではたくさんの情報が氾濫しています。ケースバイケース、口腔内の発育や社会的事情を考慮し理想的な卒乳・断乳をアドバイスし、身体・精神的発育の問題点とその対策・フォロー、哺乳瓶・おしゃぶりそして指しゃぶりについても相談指導していきます。

「1歳6か月でまだ授乳してるから甘えが治らないって本当ですか?」
6か月から1歳6か月は世界的にも母親とのアタッチメントの形成される重要な人生を決める時期と言われています。母親(あるいは1〜2名の特定の人)との深い信頼関係が、いつでも帰れる「安全基地」を作り上げ、そこから外へ出かけることができるようになる、すなわち自立することができるようになるというボウルビィの愛着理論 ―母と子の絆―を乳幼児教育に従事する人で知らない人はいません。十分に甘えさせてあげることが自立につながる。母親との信頼関係を樹立出来ないならばそれを諦めて閉塞する(世界を閉じる)しかなくなります。十分に愛情を注いでもらいたいと心からお願いします。授乳には母親ホルモンをはじめ沢山の機構が存在します。まず世界的に支持されている母乳授乳を基本軸にしてもらいたいと思います。

一つ間違うと逆の解釈もできます。人間の知恵はとても危険なものでもあります。ゴリラの赤ちゃんは全く泣きません。なぜなら24時間常に肌身離さず抱っこし続けているからです。泣く必要はありません。それだけの信頼関係そして意志の疎通ができているのです。

「1歳6か月を超えて授乳していると虫歯になる?と言われましたが本当ですか?」
母乳に含まれる乳糖は細菌に分解されてもブドウ糖とは異なりエナメル質を脱灰(虫歯)になることはない(脱灰臨界PHに達しない)というのが現在の見解です。でなければ全ての哺乳類は虫歯だらけで滅びています。「1歳6か月以上授乳していると虫歯になる」というデータが存在しますが、アクセルソンの研究からも、萌出後咬合するのに時間のかからない乳歯では、(咬んでいることが清掃になり虫歯にはなりえない)虫歯になりやすい部位は歯の間です。成長・霊長空隙が存在してる(隙間がある)赤ちゃん・乳幼児に虫歯はどこにできるのでしょう?では成長・霊長空隙を作り上げるのは、しっかりとした深飲みによる授乳による作用以外に何が存在するのでしょうか?データの解釈は一つ間違うと全く異なる結果を導き出します。原因は、離乳食の炭水化物と3歳までのブドウ糖を含んだ間食(お菓子)にあるのは明らかです。そうでなければ哺乳類は虫歯で滅びているはずです。母乳を原因として排除したり、成長曲線だけをみて断乳するのは論外と思われます。精製された純度の高いブドウ糖(ボーロ・クッキー・ビスケット・リンゴジュースなど)をあげている。これは乳児の栄養ではなく虫歯・歯周病菌の餌です。食べられると食べてよいは全く異なります。味蕾の数が1.7倍ともいわれる乳幼児に精製されたブドウ糖を与えるなんてことは絶対にしてはいけません。薄味が鉄則です。アレルギーを考慮し成長期の脳へのブドウ糖供給を意識し過ぎた炭水化物の大量投与は検討すべきことかもしれません。母乳保育を辞める前にすべきことがたくさんあるのではないでしょうか。

1歳から情報が氾濫し、そして一方エビデンスが重視される世の中です。しかいながら、これは一つ間違うと大変大きな解釈へとつながります。自然な味覚、自然な食事これこそ唯一間違いのないものです。砂糖・ブドウ糖ではなく、自然な甘み、そして果物や野菜の自然な美味しさこそ、間違いのない、我々生物としての進化の歴史に他ならないと思います。情報の氾濫する世の中、悩んだとき、それが自然なのか?を考えることが大切なのではないでしょうか?

言葉(日本語)・発声を管理します。言葉は脳のマッピングそして感覚統合そして自己認識・自立・社会性の確立のためにヒト科であるための最重要ポイントです。自己意識の完全な確立は、社会性そして未来を計画し創造することになります。言語そしてコミュニケーションの発達を目指します。

1歳から順次、言葉を離すようになります。各言語により、発声方法に大きな違いがあります。ドイツ語では表情筋の80%を使い、日本語では20%しか使いません。日本語は子音+母音の組み合わせであり、英語は基本子音にて終了します。ドイツでは不正咬合のなかで叢生(乱杭歯)は0.2%しかなく、一方過蓋咬合(前歯の上下的重なり)がとても多くなっています。一方受け口(3級)は日本人に多く欧米では、ほとんどいません。母音「あ・い・う・え・お」で終わる日本語は口を開けて終わる、すなわち口呼吸になりやすく、しかも舌を使う発声方法が少ないことも日本語の特徴となっていて、舌の訓練も不十分となり、結果として世界の中でも歯並びの悪い状況となっているとも思われます。この時期1・2・3歳は言葉の獲得の時期と、嚥下咀嚼機能の獲得が重なり、成長発育におけるオーラルポスチュア口腔姿勢の獲得とは発声は相反する面もあります。健康そして歯並びのためにも、きめ細やかな観察指導が重要な時期であり、しっかりとした日々の管理そして筋機能訓練が必要です。言語が哺乳類の中でヒト科を意識の確立に導き出し、そして記憶のシステムを作り上げ、自立、社会性、創造性、未来を目指す力を作り上げます。言語・コミュニケーションの確立をそして自分の身体は自分で守るを実現させたいと思います。

体内時計・生活リズムを作ります・睡眠指導・離乳乳幼児食指導
「食事をあまり食べないので1歳6か月で卒乳するべきでしょうか?周りからも卒乳を勧められます」
だらだらの授乳はやめて、時間を決めてください。体内時計を作るのは太陽の光と食事の時間です。間食も一緒ですが、規則正しい食事の時間が体内時計を作り上げ、食事間隔が食欲も作ります。お腹が空いてるときは食事も美味しいものです。歯の本数を確認してください。前歯4本だけでは食べたくても食べれません。

太陽の光とサーカディアンリズム(日周リズム)・食生活授乳時間が生活リズムを作り上げます。地球に生まれ、3か月には太陽の光を浴び、視床下部への刺激がメラトニンの分泌放出を促し、体内時計が完成します。全ての細胞には体内時計が組み込まれそれを制御コントロールしているのが眼でありその直下の視床下部の体内時計です。生活リズムは生きていくうえでの全ての基本となります。睡眠の深さも生活リズムに起因します。食にむらがあったり、夜泣きが多かったりしませんか?
味蕾(味を知覚する舌の神経)の数が多い乳幼児時期、成人では味が薄いと思われる野菜でもしっかりとした味覚を感じます。薄味が基本、そして甘いものの摂取は3歳までは控えてもらうことが、好き嫌いを作らず・野菜嫌いをなくします。炭水化物・そして動物性・植物性タンパク質・脂質の取り方、間食の取り方、生の食事のとり方などが、食中毒を防ぎ、アレルギー体質になることを防ぎ、自然で健康的な身体を作り上げます。

生物の発生の基本は粗大運動の上に微細運動は発達成長します。エアーズの感覚統合理論に基づいた指導。脳の発達とは沢山の感覚を統合するためにあります。

子供は内的欲求のもと感覚刺激を求め遊び、脳内を統合することで意識を作り上げ身体を作り上げるという理学療法では主流であるエアーズの感覚統合理論をとりいれた指導を行います。口唇や舌や唇の運動制御は微細運動であり、体幹運動である粗大運動の上に制御されます。そのためには、うつ伏せ体制、はいはい、つかみ立ちといった一つ一つの体つくりが大きな意味を持ちます。さらには、前庭覚・触覚・固有覚(感覚統合)の正常な成長発育も欠かせません。粗大運動の未熟な状況は口呼吸を作り上げ、微細運動の未熟は咀嚼のコントロールができずにdeep biteや出っ歯・受け口を作り上げます。前庭覚・眼球運動や、自律神経や、触覚防衛反応の有無などをよく観察しながら、指導を進めます。体幹の正常な成長なくして、正常な随意運動・微細運動としての嚥下咀嚼運動ひいては共通の経路である呼吸運動・正常な鼻呼吸の完成はありえません。口腔内といった狭い視野だけでなく、体全体の発育を視野に予防指導にチャレンジしています。


首が座る・椅子に座る・姿勢の大切さ・正しい姿勢が正しい嚥下咀嚼そして歯並びを作ります。しっかり咬むためには舌骨の安定が必須です。足底をしっかりつけて局在性姿勢反射である姿勢反射を作り出しましょう。

seboneisuisu2isu3isu4首が座るとは。頸椎の前彎が形成されることです。直立歩行をするヒト科への進化へむけて10歳頃には背骨にS字状の彎曲が完成します。椅子の座り方は、姿勢だけでなく、歯並びにも大きな影響をもたらします。

生まれたばかりの赤ん坊の背中は弓型をしていて「首がすわっていない」状態にあります。
その後、3カ月くらいすると頸椎が前に出て、重力に逆らえるようになって、やっと「くびがすわる」わけです。
そして、約半年たつと胸椎が曲がってきて、今度はお座りができるようになり、さらに1年くらいたって腰椎がせり出し、背骨がS字状になって、始めて立ち上がることができるようになります。
正しい姿勢は猫背を防止し、首や腰に負担のない正常な直立歩行を作り上げ、顎を突き出す習慣を予防し正常な嚥下咀嚼・歯並びを作り上げます。さらに正常な胸式呼吸・腹式呼吸を作り上げ、口呼吸を防止し鼻呼吸の習慣を作りあげます。
ベビーチェアには座面調整のできないローチェアからテーブルつきまでさまざま。間違った危険ないすもたくさんあります。正しい椅子の座り方指導を徹底します。

座るという姿勢の危険性の啓蒙そして正常な姿勢を作れるように指導します。


第8の目標(第8のチェックポイント)は正常な霊長空隙(特に上顎)があるか・そして正常な成長空隙を作り上げることです・特に市川歯科では「前歯で咬む」捕食「食べ物を捕らえる」を最重要ポイントとしています。前歯で咬むことにより上顎成長のポイントである切歯骨上顎骨縫合に成長誘導を行うとともに、筋肉位で成長する下顎の成長のポイントである下顎頭の成長(リリース)を促進させます。乳前歯が萌出するまでは関節結節を始めとした関節は存在しません。前歯の咬む位置が関節の形成位置を決定します。そしてこの位置が第一大臼歯の位置決めをしてしまいます。成長空隙は前歯の位置決めのミスを補償してくれます。我々の体にはたくさんの補償システムが存在し完璧な身体を作り上げることができるはずなのです。・・霊長空隙・成長空隙・正常な口腔育成を通し健康な身体を作り上げたい「隙間があるのが自然です。でなければ永久歯は生えることができない」啓蒙と作成にむけてチャレンジします・3歳から5歳までの空隙の成長はあまりありませんから3歳までが重要な時期です。積極的に成長空隙を補償作成するためチューイングブラシの使用も勧めています。

霊長空隙成長空隙母乳人工乳哺乳による口唇と舌そして正常嚥下訓練は、生きていくうえで最重要である「食べる」力を獲得し、同時に口唇や舌を中心とした口腔周囲筋を訓練育成していきます。これを基礎に5・6か月に始まる乳前歯の萌出は、離乳食のスタートによる捕食を通し、正常な乳前歯の萌出・顎の発育を作り上げます。そして霊長類特有の犬歯の咬みこむ空隙である霊長空隙・そして5歳くらいには現れる成長空隙という空隙を作り上げます。3歳にはほぼ乳歯は生えそろいます。犬歯が小さくなり霊長空隙にしっかり咬みこまなくなったこと、垂直歩行が前後的噛み合わせを不安定にし、受け口、出っ歯というヒト科特徴のバリエーションを作り上げたといわれます。縄文人は前歯の先端どうしが接触する切端咬合であったといわれています。下顎頭の成長は前咬みによる前方運動の筋肉位が決定し切端咬合に近い被蓋は下顎の歯の前方への成長を促進し不正咬合を防止します。この不安定な状況をコントロールし管理することが我々の知恵であると思います。第一大臼歯の萌出する5歳以降に成長空隙を作り上げるためにもしっかり咬む生活習慣づけが必要です。そしてこの空隙は永久歯の幅径に対する準備として正常な永久歯萌出に繋がっていきます。あとからの習慣づけは遅くなればなるほど難しくなります。もちろん、正常な空隙が、結果的に一番虫歯になりやすい歯と歯の間の虫歯さえ防ぎます。正常な乳歯列を作り上げるよう観察指導を行い、正常な永久歯列に移行できるように生活習慣をファローしながら、ベストを尽くしたいと考えています。

だからこそ、離乳指導・卒乳指導・成長期の管理で、正常な嚥下咀嚼・口腔筋機能・しっかり噛む習慣を獲得すること、そして正常なボディービルディングを行うこと、自分の身体は自分で守るセルフケアを学習することこそ、人生にとって最大に重要なことなのです。この時期を出来うる限り正常に自然に成長させることができれば、当然、キレイな歯並びになり、虫歯や歯周病にも将来にわたり発生を限りなく防げることになります。そして母親との自然で健全なコミュニケーションは脳の発育を促し、ヒトとして性格や感情形成に大きく寄与することは間違いありません。

母乳人工乳指導・垂直感染指導・各種食材指導・離乳食・幼児食指導・間食指導・生活習慣指導に加え、歯並びの正常育成、そして正常嚥下咀嚼指導、筋機能訓練を積極的に行い自然に完全な健康な身体を作りあげることが私たち市川歯科の一番の目標です。
3歳近くまで授乳している子供たちは、とても感情が落ち着いていて、一人で遊ぶことも、そして周りの人としっかりコミュニケーションとれる子ばかりです。これは何を意味しているのでしょうか?アタッチメントが、どれほど大切なのかを意味しています。誰かが言わなければ変わりません。未来の子供たちのために世の中を変えてみたいと思います。
市川歯科では、この人生にとって最大のチャンスであり、最大に重要な時期に出来うる限りの力を注いでいます。

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